中国国際扶貧(貧困扶助)センターによると、中国の公式貧困基準に照らした中国農村の絶対貧困者数(生活レベルが最低限未満)は、1978年の約2億5000万人から2007年の約1487万人に減少した。農村人口に占める割合は30.7%から1.6%に低下した。また中国農村の低所得貧困者数(衣食問題は解決されたが生活水準が比較的低い)は、1978年の6213万人から2007年の2841万人に減少し、農村人口に占める割合は6.7%から3%に低下した。
貧困地域の生産と生活の条件は明らかに改善され、社会的サービスのレベルも大きく向上した。貧困扶助開発重点県に指定された県下の行政村のうち、各インフラ設備が利用できるようになった行政村の割合は、▽道路99.1%▽電気98.3%▽ラジオ・テレビ97.5%▽電話92.1%――となった。7歳から15歳の子どもの就学率は95.3%に達し、農村労働力の非識字率は12.3%に減少した。医師または衛生要員が駐在する行政村の割合は74.9%に達し、安全な飲み水が確保された農家の割合は73.5%にのぼった。
「人民網日本語版」2008年7月9日