国務院貧困撲滅弁公室の責任者はこのほど、中国の貧困撲滅の基準が、2007年の一人あたり年収786元から2009年には1067元に引き上げられることを明らかにした。
一人あたり年収786元以下の人口は「絶対貧困人口」と呼ばれ、、年収786元から1067元までは「相対貧困人口」或いは「低収入人口」とも呼ばれていた、2007年末における「絶対的貧困人口」の数は1497万人に、「低収入人口」は2841万人に達した。
貧困撲滅の基準が引き上げられれば、「絶対貧困人口」と「低収入人口」は4320万人となり、農村人口全体の4.6%を占め、貧困撲滅政策に含まれることとなった。
国務院貧困撲滅弁公室の責任者によると、現在、貧困撲滅基準を引き上げることで、従来の2841万人の「低収入人口」も国の貧困撲滅政策を享受することになり、より多くの人が貧困撲滅政策の恩恵を受けることになる。
「チャイナネット」2008年12月30日