この協力プロジェクトは、国家人口計画出産委員会と日本のJICAと共に行っているものである。雷山県計画出産局の況治国副局長は「試行の効果が著しい。農村の様子が変わり、農民の精神的な状態もよくなった。以前は、病気にかかってから、予防の重要性を意識することになるが、現在、皆の考え方が変わった。普段、自分の衛生習慣に気をつけて、疾病の予防にも注意している」と述べた。
貴州省の人口は約4000万人で、そのうちの7割以上が農村に暮らしている。現在、試行地区の雷山県では伝染病の予防と治療、農業技術などの宣伝と訓練を行うと共に、農民増収のルートを増やすために、特別資金を投入している。
「中国国際放送局 日本語版」より 2009年5月24日