お茶の入れ方――安渓式の入れ方
 

  1、特色 安渓式の入れ方は、香り、うまみ、純粋さを重んじる。茶の湯は最も多くて9回入れ、3回ごとに1段階とする。第1段階に、その香りをかぐ。第2段階に、味を味わう。第3段階にその色の変化を観察する。
  2、 入れ方
  ★茶道具を用意する 茶壷に対する要求は潮州式の入れ方と同じである。安渓式入れ方は、先にお茶をあぶる。そのほか、聞香杯を用意す る。
  茶壷と茶杯を温める 茶壷を温める方法は潮州式と同じで、お茶を入れる方法は依然として手でつかみ取るようにする。ただ茶杯を温める時に茶杯全体を温める。
  ★お茶をあぶる 潮州式の入れ方と比べて、時間的に短く、高級なお茶は普通うまく保存されている。
  茶の葉を入れる お茶を置く量はお茶の性質によって決まる。
  お湯を注ぐ お湯を注いで15秒後に茶湯をつぐ。(この時間を利用して茶杯を温めるお湯を茶池の中に捨てる)
  お茶をつぐ 公道杯を使わず、直接に聞香杯の中につぐ。一回目は3分の1をつぎ、二回目も3分の1をつぎ、三回目はあふれるまでつぐ。
  香をかぐ 茶杯と聞香杯を一斉に客の前に置く。
  茶壷を振る 一回の間ごとに、布で茶壷を包み、力を入れて3回揺す る。

注 安渓は福建省南安県の西部にあり、昔からお茶で知られている。安渓式の入れ方は鉄観音や武夷茶などに使われる。

 

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