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都市建設

 建国初期、中国の都市は58しかなく、1952年になっても人口100万以上の都市は9つにすぎなかった。1978年に入ってから、中国の都市化は急速発展の新段階に入り、都市の数は1979年の193から1999年の668に増え、その内訳は人口100万以上の特大都市37、人口50万〜100万の大都市48、人口20万〜50万の中等都市205、人口20万以下の小都市378であった。中等都市の増加がわりに速く、小都市の増加がいちばん速かった。東部沿海地区では、特大都市を中心とする都市群(ベルト)が形成され始めたが、主として環渤海都市群、長江デルタ都市群、珠江デルタ都市群がある。改革・開放は都市の総合的実力の増強をこの上なく大きく促した。1988年から1996年までの間に、都市部のGDPは年平均18%で伸び、都市の中心的地位と役割はますます際立っている。

 1979年以来、中国政府は公共施設、園林緑化、都市道路、公共交通、給水、天然ガス供給、都市のゴミ処理などを含むインフラ建設に巨額の資金を投入している。1999年、中国の都市給水総量は467億5000万立方メートル、都市道路の総延長は15万1000キロ、都市ガス・天然ガス供給総量は212万1000立方メートルであった。