概要
建国50年来、中国の文化・芸術事業は紆余曲折の発展の道をたどってきた。建国の初期に、中国の文学・芸術活動は著しい成果をあげ、かなり順調に発展していた。しかし、50年代の後半期、とくに「文化大革命」の10年間には文学・芸術活動はひどい破壊をこうむり、文学・芸術の創造力は束縛され、文学・芸術の園地は荒れ果ててしまった。
1978年の改革・開放以来、文化・芸術事業は「文革」の誤った思想の束縛から抜け出し、極めて大きな発展をとげた。1987年から、国は定期的に中国芸術祭を催し、舞台芸術を披露し、すぐれた作品を世に送り出している。文化市場は急速に発展し、日ましに充実し、基礎的な文化施設の建設には新たな突破が見られた。
中国の優れた雑技(サーカス)、歌と踊り、京劇、地方伝統劇、交響楽が多くの国で上演され、センセーションを巻き起こした。出土文物と手工芸品は国外での展覧で外国の人たちに歓迎され、参観者はひきも切らずという様相を呈している。
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