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対外出版

 中国対外出版グループは中国の対外交流の中でユニークな役割を果たしている。これは外国語版刊行物の出版、印刷、発行を特徴とし、32の外国語による7種類の雑誌「北京週報」、「今日の中国」、「中国画報」、「人民中国」、「エル・ポポーラ・チニーオ(エスペラント語誌)」、「中国とアフリカ」、「中国文学」の出版を含む大型の出版グループである。また出版社(かなり影響力のある外文出版社と新星出版社を含む)が11社あり、毎年、20の外国語で約1000種のさまざまな題材の図書を出版している。外文出版社とアメリカ・エール大学出版社の共同出版で発行された『中国絵画3000年』は国際社会の幅広い注目を集めた。新星出版社出版の『中国』、『中国:事実と数字』、『中国一瞥(いっべつ)』、『ポタラ宮殿』、『中国の窓』、『蓮の花』は多くの外国語版で世界の190余カ国・地域に向けて発行され、世界の人びとが中国を知るうえで重要な役割を果たした。この出版グループはアメリカ、イギリス、日本、エジプトおよび中国香港に会社または事務所を設け、さまざまな形の対外交流を展開している。この出版グループに属する中国国際図書貿易総公司は82カ国・地域に向けて各種の刊行物を発行し、毎年多くの国で中国図書展(ブックフェア)を開催している。

 五洲伝播センターは主に多くの外国語版録音・録画製品(映画・テレビドラマを含む)と文字出版物を制作、出版する民間の国際向け報道機構である。1993年の発足いらい、毎年数百時間の映画・テレビ番組を制作し、約百種類の図書を出版し、世界の150余カ国・地域で発行している。その内容は主に中国の現況と文化を紹介し、中国の改革・開放と現代化建設を反映し、国際社会で注目されているホットな問題について答え、中国の風俗などを紹介するものである。

 ●中国インターネット・インフォメーション・ニュース・センター(CIIC) インターネット技術を取り入れて、諸外国および地域に向かって中国の状況を紹介する、内容が最も集約された、最も豊かな情報ネットワークである。このネットワークは1997年1月1日に開設され、1日当たりのアクセス人数は延べ10万人で、そのうち90%以上の読者は国外の人たちである。1999年4月末までに、受け取ったEメールは3800余件、そのうち70%は中国インターネット・インフォメーション・ニュース・センターのホームページ及びその情報を高く評価している。ホームページはhttp://WWW.China.org.cnである。アメリカにおけるミラーイメージ・ステーションはhttp://WWW.chinanews.orgとhttp//www.chinaguide.org。澳門におけるミラーイメージ・ステーションはhttp//www.chinafax.org。現在、このホームページには12のコラムがあり、総情報量は6020Mで、互換可能な中国語版と英語版がある。12のコラムは最新ニュース、友好往来、中国の重要日誌、中国ニュース、スペシャル・フォーラム、政府白書、記者会見、中国経済と企業、中国の概況、出版・発行、各地ニュース、映画・テレビの広場などである。そのほか、この zームページは国の大きな行事の期間において、その関連情報と動向についてのニュース・コラムを特設し、内外の多くの読者から歓迎されている。1998年、中国インターネット・インフォメーション・センターは中国の人権とチベット状況を国外に紹介するホームページを特設し、ホームページはそれぞれhttp://www.humanrights-china.orgとhttp://www.tibet-china.orgである。