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ラジオ放送

 ●中央人民放送局 中国の国家ラジオ放送局で、1949年12月5日から放送を始め、現在、7チャンネルで毎日計128時間の番組放送をしている。1954年8月15日から、中央人民放送局は台湾向け放送をスタートさせ、現在、第5チャンネルと第6チャンネルの番組放送は台湾の各階層の人々に向けるもので、中国標準語とびん南(福建省南部)方言、客家(はっか/広東省東部)方言で台湾地区、中国大陸の東南沿海地区および東南アジア、南太平洋地域に向けて放送している。1994年6月18日から、第7チャンネルを使って、珠江デルタ地区と香港特別行政区、澳門特別行政区に「華夏(中国のこと)の声」という番組放送を始め、毎日21時間放送している。

 ●中国国際放送局 全世界に向けて放送する中国の唯一のラジオ放送局で、東京、ベオグラード、パリ、イスラマバード、メキシコシティ、ワシントン、ベルリン、バンコク、カイロ、モスクワ、ニューヨーク(国連)、ブリュッセル、ナイロビなどに駐在記者ステーションを置き、香港に常駐記者を派遣しているほか、60余カ国・地域の放送局と番組テープ交換、人的交流、相互訪問の関係をもち、毎年国外のラジオ放送局、テレビ放送局に中国を紹介するさまざまな番組約1400時間を伝送または郵送している。中国国際放送局は現在、38カ国語と中国標準語、4種の方言で世界各地に向けて番組放送をし、また国内向けの英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、日本語、アラビア語の番組放送、及び珠江デルタ地区向けの英語、中国標準語、広州方言による番組放送をしている。ニュース番組のほかに、400余りの特別番組の放送がある。現在、中国国際放送局は中国で使用する言葉の数が最も多く、規模が最大の対外報道機構であり、放送時間の長さと放送言語の多さは世界各国の対外放送の中で第3位にランクされている。