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40余年来、中国は水土流失の土地を累計67万平方キロ整備し、森林植生率を13.92%に高めた。自然環境保全の活動も成果をあげ、生態モデル区域建設を試行するところは151カ所に達した。全国の自然保護区は1146カ所に達し、そのうち国家クラスのものは137カ所ある。生態環境改良の最大のプロジェクトは水土流失と砂漠化のひどい北部で「三北」(西北、華北、東北)保安林を建設することである。長さ7000キロに及ぶこの「グリーンの長城」は、1978年に着工してから1996年までに累計1800余万ヘクタールを造林し、2100万ヘクタールの農地が林網化を実現し、約20%の砂漠化した土地が根治された。ほかの2つのプロジェクト――長江中上流保安林と沿海保安林の建設にも拍車がかけられている。しかし現在、中国の自然生態環境は依然として脆弱で、水土流失、砂漠化、草地退化などの現象は日ましに深刻化し、風害防止・砂漠固定、水土保持、生物多様性保護などの生態機能を弱体化させた。そのため、中国の各級政府はいま措置をとって、「全国生態環境建設計画」を全面的に実施し、汚染防除と生態環境保護の二方面の活動に力を入れている。
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