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法的保障と国際交流

 中国政府は環境保全法規の建設を重視し、環境保全の活動を法制の軌道にのせ、前後して5つの環境保全専門法、9つの環境保全関連の資源法などを公布した。国務院はまた30余の環境保全行政法規を制定した。大型建設プロジェクトの増加に伴い、1998年、政府は「建設プロジェクト環境保全管理条例」を制定し、建設プロジェクトに対する環境保全の管理、新しい汚染源の抑制、生態環境の保護をさらに強化した。

 中国政府は国連環境計画、世界環境基金、世界銀行、アジア開発銀行および北米、西欧、北欧、日本など先進諸国、発展途上諸国との協力を強化した。1979年から、中国は前後して「絶滅に頻している野生動植物種の国際取引に関する条約」、「国際捕鯨規制条約」、「オゾン層の保護に関するウィーン条約」、「有害廃棄物の越境移動及びその処分の管理に関するバーゼル条約」、「オゾン層破壊物質に関するモントリオール議定書(改定)」、「気候変動枠組み条約」、「生物多様性条約」、「砂漠化防止条約」、「特に水鳥の生息地としての国際重要湿地に関する条約」、「1972年ロンドン条約」など一連の国際的な環境条約と議定書に調印した。中国政府はまた「中国環境保全21世紀アジェンダ」、「中国生物多様性保護行動計画」、「中国21世紀アジェンダ林業行動計画」、「中国海洋21世紀アジェンダ」などの重要な文書を作成し、約束した義務を真剣に履行している。