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外交機構と団体
中国の主要な外交機構と団体には次のものが含まれる。
●中華人民共和国外交部 中国政府を代表して、国家間の交渉および領事・華僑事務などを扱う行政部門である。全国の各省・自治区・直轄市に外事弁公室が設けられ、同地区の渉外事務を扱い、業務面で外交部の指導を受ける。外交部が各特別行政区に設けた特派員公署は、中央政府が責任をもって管理する、当該特別行政区と関連のある外交事務を処理する機構で、当該特別行政区政府が外交事務について中央政府と連絡をとるルートである。現在の中華人民共和国外交部部長は唐家セン氏。現在の外交部駐香港特別行政区特派員公署特派員は馬毓真氏、外交部駐澳門特別行政区特派員公署特派員原トウ氏。
●中国人民対外友好協会 1954年5月に発足。中国人民と世界各国人民の間の友好と相互理解を深めることを宗旨とし、中国人民を代表して各国の友好団体および友好人士とつながりを保ち、相互間の交流を展開し、中国人民と世界各国人民の友好関係を促進する絆である。同協会は全国の各省・直轄市・自治区に分会を設けている。現在の中国人民対外友好協会会長は斉懐遠氏。
●中国人民外交学会 1949年12月に発足。国際問題と外交政策を研究し、国際交流を行い、人民外交を展開し、中国人民と各国人民の間の相互理解と友好を深め、中国と各国との関係発展を促進し、世界の平和事業に貢献することを宗旨としている。同学会は世界の多くの国々の政治活動家、外交家、知名人、国際問題研究機構および学者と交流し、つながりを保ち、さまざまなシンポジウム、討論会などのイベントを企画し、それに参加し、国際問題に対して研究を行い、意見を交換している。現在の中国人民外交学会会長は梅兆栄氏。
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