在日華僑、祖国統一を希望 華僑代表が新年の挨拶

21世紀を迎え、日本で暮らす華僑は1日も早い祖国統一を望んでいる。東京華僑総会の殷秋雄会長は華僑同胞に向けて、団結を強化し、速やかな祖国実現の実現に向けて引き続き努力しようと呼びかけた。

横浜華僑総会の曽徳深会長は、「両岸の統一は中国の内政である。外国からの干渉がなければ、もっと早く統一は実現していたであろう。日本と世界各地に住む華僑華人はともに、『台湾独立反対』の声を結集させ、祖国統一の世論を促進する重要な役割を果たさなければならない」と語った。

また日本関西地区の京都華僑総会、大阪華僑総会、神戸華僑総会も共同で新年の挨拶を発表し、「中華振興と祖国統一は、海外に住む華僑や台湾同胞を含む全ての中国人の願いである」と述べた。

同時に、陳健・駐日中国大使も日本に住む華僑華人に向けて新年の挨拶をし、「祖国の完全統一を実現することは、台湾同胞を含む全中国人の共通の願いだ。台湾当局は時期と情況を適切に判断し、歴史の流れに応じて、祖国分裂の主張を放棄することにより、祖国統一という正しい道を歩むべきである」と述べた。また陳大使は在日華僑に向けて、新たなミレニアムを迎え、中日交流、祖国繁栄、祖国統一の実現のためにさらに貢献しようと呼びかけた。

「人民網」 2001年1月2日