1955年

1月6日から15日にかけて、国家体育運動委員会は北京で「全国スポーツ活動会議」を開いた。その期間に、出席者は1955年のスポーツに関する仕事の方針・任務を重点として討議を行い、スポーツ協会の設立や「祖国を守り、労働することにそなえる」スポーツ制度などの課題について意見を交換した。

1月19日、中華全国総工会は「職員・労働者向けのスポーツ活動の展開についての暫定措置の綱要」を発布。

7月4日、国家体育運動委員会、青年団中央、人民解放軍総政治部は「青年の間で国防・スポーツ活動を繰り広げる」ことについての通達を発した。

7月30日、第一回全国人民代表大会第二回会議で可決された「中華人民共和国国民経済発展第1次5ヵ年計画」(1953-1957)においては、「全国人民、何よりもまず工場・鉱山、学校、軍隊の青年の間でスポーツ活動の展開を通して、人民の体位を強化する」という原則が打ち出された。

10月2日から9日にかけて、新中国初の全国職員・労働者スポーツ競技大会が北京で開催された。毛沢東主席ら中国共産党・政府の指導者たちが開幕式に出席。劉少奇、周恩来、朱徳らの諸氏は競技大会のため、題辞をしたためた。大会には陸上競技、重量挙げ、自転車、バスケットボール、バレーボール、サッカーなどの競技種目の試合が展開された。全国の諸業種の労働組合から選ばれた1700人余の選手たちが出場し、そのうち、陸上競技、重量挙げ、自転車の試合で三つの全国記録を更新した。

「チャイナネット」 2005年9月 

 

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