1983年

2月5日、国家体育運動委員会は「全国スポーツ競技試合エリア試行管理条例」を公布し実施した。

2月23日から3月4日にかけて、全国スポーツ活動会議が北京で開催された。同会議はこの二三年に、スポーツ事業における新たな発展と突破、およびスポーツ事業の新局面を確認し、「都市部と農村部のスポーツ活動を普及し、世界で一流の競技レベルを目指し、現代化のスポーツ施設を整備し、競技レベルも高くし思想も先進的なスポーツチームを育成し、スポーツ強国を目指す」という向こう20年の努める目標を検討した。その他、中国の「第六次五ヵ年計画」の後の三年におけるスポーツ事業の布石をおこない、スポーツの改革についていくつかの意見を提出した。

4月14日、全国高齢者スポーツ協会が河南省の洛陽市で発足した。

5月7日、国際卓球連盟は東京で代表大会を開催し、中国台北卓球協会をメンバーとして受け入れることを決定した。中国卓球協会の徐寅生主席は「台湾省は中国の一部分であり、私たちは同胞である台湾省の卓球選手とともに卓球の発展のために努めたい」と語った。

5月15日、国家体育運動委員会は「学校におけるスポーツの仕事をさらに強化することについての意見」を下達した。

6月24日から29日にかけて、全国スポーツ文化財をめぐっての会議が河南省の鄭州市で開催された。同会議で「スポーツ文化財の管理についての暫定規定(試行)」を各地に下達し、試行することになった。

7月4日、中国艦船模型チームが第3回世界艦船模型選手権大会で4つの一位、3つの二位を獲得し、二人の選手が延べ2回、世界記録を更新した。

9月2日、李先念国家主席は第5回全国競技大会の「中華振興」トーチリレーのトーチに点火した。

9月15日、鄧小平氏は第5回全国競技大会のために、「競技レベルを向上させ、中国のために栄光を勝ち取る」という題辞をしたためた。

9月16日、IOCは栄高棠氏に銀製の「オリンピック勲章」を授与した。これは中国人にとっての最初の「オリンピック勲章」受賞である。

9月18日、第5回全国競技大会が上海で開催され、2人の選手が延べ3回、2つの世界記録を更新した。今回の全国競技大会の期間に、大衆スポーツ活動の展開につとめてきたグループと個人を表彰した。

10月20日から21日にかけて、全国身障者スポーツの仕事に従事している人たちと選手の代表大会が北京で開催され、この会議の期間に、中国身障者スポーツ協会が正式に成立した。

10月23日、中国体操チームは第22回世界体操選手権大会で、初めて男子団体一位に入賞した。

10月28日、国務院は国家体育運動委員会の「スポーツ事業の新たな局面を切り開くことについての請訓」を批准し、各地に下達した。

11月9日、国家体育運動委員会、中国教育部は「全国の伝統的スポーツ種目を繰り広げる学校の経験交流会」を共催した。

「チャイナネット」 2005年9月

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