1989年

2月23日、中華全国総工会、国家体育運動委員会、中国鉄道部は共同で中国機関車スポーツ協会に「全国五・一(メーデー)労働賞」を授与した。

3月6日から10日にかけて、全国スポーツくじセミナーが福建省の福州市で開催された。セミナーの席で、代表たちは河北省、江蘇省、山東省、安徽省、福建省、広東省におけるスポーツくじ運営の経験を交流しあい、全国的範囲におけるスポーツくじ発売の企画と段取りについて討議した。

4月7日、中国オリンピック委員会と中国台北オリンピック委員会は「台湾海峡両岸のオリンピック委員会はすでに合意を達成し、今後、台湾省のスポーツ代表団は『中国台北』、『Chinese Taipei』という中国語・英語の名称で、中国大陸部で開催される国際的な試合に参加することになった」ということを共同で声明した。

4月15日、中国オリンピック委員会全体委員大会が北京で開催され、何振梁氏が中国オリンピック委員会主席に選ばれた。

4月15日から20日にかけて、全国体育運動委員会主任の会議が北京で開催された。

5月3日、飛び込みワールドカップはアメリカで開催され、中国代表チームは9つのグレードの種目で金メダル7、銀メダル2、銅メダル1を獲得した。

5月4日、国家体育運動委員会、中国国家教育委員などの11部門が「1989年度の国慶節を祝うために大衆的スポーツ活動を幅広く展開することについての通達」を共同で下達した。

5月9日、国家体育運動委員会は「全国的な競技試合で、ドーピングテストを行うことについての暫定規定」を下達した。

5月30日、国家体育運動委員会は「中国スポーツ選手が樹立した世界記録、アジア記録、全国記録の管理規則」を下達した。

6月11日、国家体育運動委員会は「全国のスポーツにおける種目別競技制度」を下達し、試行することにした。

6月28日、国家体育運動委員会は「スポーツ関連器材、設備の審査基準」を下達した。

7月7日から13日にかけて、国家体育運動委員会主催の「中華人民共和国体育法」起草グループの第二回会議が河北省秦皇島市で開催され、出席者は40余人。

7月10日、国家体育運動委員会は「国家体育運動委員会・スポーツ科学技術の研究成果の鑑定基準」を下達した。

8月29日、中国オリンピック委員会主席、IOC執行委員である何振梁氏は第95回IOC大会で、IOCの副会長に選ばれた。同氏はIOC副会長に選ばれた最初のアジアの人となった。

10月14日から19日にかけて、国家体育運動委員会は湖南省大庸市で「全国スポーツ改革、発展学術シンポジウム」を主催した。シンポジウムの期間に、代表たちは世界各国、特にスポーツの分野の「世界三強」(旧ソ連、アメリカ、旧ドイツ民主共和国)、「アジア三強」(中国、韓国、日本)におけるスポーツの改革と発展の新しい動きについて討議し、世界のスポーツの発展の新しい特徴と趨勢を模索し、スポーツの改革を深化するために提言をおこなった。

11月27日から30日にかけて、全国スポーツ科学技術会議が山東省の泰山市で開催され、出席者は200余人。国家体育運動委員会の張彩珍副主任は「体育科学・技術の体制をめぐっての改革を深化させ、『体育の科学化』のプロセスを加速する」というテーマで講演し、国家体育運動委員会の伍紹祖主任が総括をおこなった。会議の期間に、代表たちは「1991年―2000年中国スポーツ科学・技術の発展企画(草案)」、「国家体育運動委員会のスポーツ科学技術を深化することについての意見(草案)」を討議した。

「チャイナネット」 2005年9月

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