1965年

1月11日から2月11日にかけて、国家体育運動委員会が北京で全国スポーツ活動会議を主催した。この会議では、賀竜副総理の指導下で、「徐寅生氏の中国女子卓球チームに対するスピーチ」について、1月12日に毛沢東主席が行った重要な指示を学習し、スポーツをめぐっての仕事の実情と結びつけて、突っ込んで討論した。また、「『普及と向上』を結びつける方針を堅持し、大衆的スポーツ活動を繰り広げた上で、絶えず新記録を樹立する。重点としての種目がいち早く世界の先進レベルを追いつき、さらにそれを超えるために力を入れ、1965年はまず最初に第二回全国競技大会を上手に開催するために全力を尽くす」ことが求められた。

3月11日、国家体育運動委員会は「青少年のトレーニングの基準(草案)」についての通達、「青少年のトレーニング条例(草案)および同基準の少年レベル、一級、二級の基準」を下達した。

4月15日、中国卓球チームは第28回世界卓球選手権で、男子、女子の団体、ダブルスおよび男子のシングルなどで一位5、二位4、三位7に輝いた。

4月20日、中国スポーツ代表団(重量挙げ、バトミントン、体操、バレーボール、バスケットボールなどの種目を含む)がジャカルタで開催されたバンドン会議十周年記念のための「アジアーアフリカ競技大会」に参加。

5月4日、中国共産主義青年団中央は「国防スポーツの仕事の要点」を下達し、「青少年の間で射撃、水泳、防空、投てき、通信、軍事野営、野外長距離競走、クライミング、武術など、十種目を繰り広げる」ことを求めた。

5月14日、国家体育運動委員会、中国人民解放軍総参謀部、中国共産主義青年団中央は「大衆的な水泳活動の展開に力を入れることについての通達」を共同で下達した。同通達は「水泳は人々の体位を向上させ、リスクや困難を恐れない意志、品性をはぐくむ上で大きな役割を果たすものであるとともに、国防建設を強化することにとっても重要な意義がある」と強調した。

中国共産党中央は国家体育運動委員会党グループが上呈した「全国スポーツ活動会議の要録」を批准し、批准の言葉の中で、「近年、我が国のスポーツ活動は生産労働、国防建設事業、人々の体位の向上、国際闘争の面で著しい成果を収めた。スポーツ事業を国内外の状況の必要に適合させるために、中国共産党のスポーツ事業に対する指導をさらに強化し、スポーツチームの中で思想工作をさらに強化しなければならない」と強調した。

6月28日から7月10日にかけて、国家体育運動委員会は北京で「全国大衆的スポーツ活動会議」を開催し、この会議で、代表たちは「大衆的スポーツ活動の中で、中国共産党中央および毛沢東主席が打ち出したスポーツ活動に対する指示をいかにしてさらに貫徹するかなど」について検討した。そして、「各クラスの体育運動委員会は党グループの統一の指導のもとで、教育、労働組合、青年団、軍事などの部門にすすんで協力して、積極的に大衆的スポーツ活動を繰り広げ、『一定の時期において大規模な大衆的スポーツと経常的なトレーニングを結びつける』方針を堅持すべきである」と強調した。

9月11日から28日にかけて、第二回全国スポーツ競技大会が北京で開催された。毛沢東、劉少奇、周恩来、朱徳、鄧小平らの政府および中国共産党の指導者たちが開幕式に出席し、劉少奇、周恩来、朱徳、鄧小平らの指導者が閉幕式に出席した。この大会で、24人の選手が世界記録9を10回更新した。

「チャイナネット」 2005年9月

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