1980年にアメリカのレークプラシドで開催された第13回オリンピック冬季競技大会に、中国は初めて代表団を派遣した。男子と女子の選手28人がスケート、スキー、バイアスロンの試合に出場したが、成績が10位以内に入った選手はいなかった。
1984年に旧ユーゴスラビアのサラエボで開催された第14回オリンピック冬季競技大会は、中国代表団にとっては二度目に冬季オリンピック出場となった。37人の選手がスピードスケート、フィギュアスケート、クロスカントリースキー、アルペンスキー、近代五種など五種目に出場し、合計5点(団体得点)の戦績で49の代表団の中で23位となった。
1988年にカナダのカルガリーで開催された第15回オリンピック冬季競技大会で、20人選手からなる中国代表団はスピードスケート、フィギュアスケート、クロスカントリースキーなど計18種目の試合に出場し、中国選手の最高成績は14位であった。
1992年にフランスのアルベールビルで開催された第16回オリンピック冬季競技大会で、1980年に初めて冬季五輪に参加した中国は12年間の努力を経て、ついに初めてのメダルを手にした。出場した34人の選手は銀メダル3、四位2を獲得した。
1994年にノルウェーのリレハンメルで開催された第17回オリンピック冬季競技大会で、27人の選手(女子選手は19人)からなる中国代表団はスピードスケート、スケート・ショートトラック、フィギュアスケート、バイアスロン、フリースタイルスキーの試合に出場し、銀メダル1、銅メダル2を獲得した。
1998年に長野で開催された第18回オリンピック冬季競技大会で、中国代表団はスケート、アイスホッケー、スキー、バイアスロンなど40種目の試合に参加し、銀メダル6、銅メダル2を獲得した。
2002年にアメリカのソルトレークシティーで開催された第19回オリンピック冬季競技大会で、中国代表団は冬季オリンピック初の金メダルに輝いた。楊揚選手はスケート・ショートトラック500m、スケート・ショートトラック1000mの金メダルを獲得した。そのほか、中国代表団は銀メダル2、銅メダル4を獲得した。
「チャイナネット」 2006年2月
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