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japanese.china.org.cn | 17. 06. 2017

京劇を学ぶ子どもたち

タグ: 瀋陽師範大学 芸術 学校 京劇 専攻

「イーイー。アーアー」。瀋陽師範大学附属芸術学校の京劇専攻の建物からは毎朝6時になると、発声訓練の音が伝わってくる。

リハーサルホールでは、生徒らが発声訓練をしている。けいこ室では、男子が、逆立ちや宙返り、側転、ブリッジなどの訓練をしている。

京劇を学ぶ子どもたちは、立派な役者になるために、足を伸ばしたり、腰を鍛えたり、逆立ちをしたり、基本動作の訓練に毎日励んでいる。

子どもたちは、このような単調な生活を少なくとも9年続けなければならない。9年の苦しい訓練を経て、京劇の基本動作の訓練をやっと終えることができる。高校を卒業後、子どもたちは、芸術専門学校を受け、さらに造詣を深めるという道もある。

ここで京劇を学ぶ子どもは105人おり、最年少は5歳、最年長も17歳にすぎない。多くの子どもたちは、吉林や陝西、内蒙古などの地からやって来て、ここで学習している。

先生たちは子どもに足を伸ばす訓練をさせ、少しずつ靭帯を伸ばそうと試みている。ここで見られるのはまさに、「舞台の上での本番は3分、舞台の外での訓練は10年」と言われる光景だ。

子どもたちに基本技能を教えている王老師は、「京劇を学ぶ際には、節回しやせりふ、動作、立ち回りなどの基本技能を訓練し終わって初めて、舞台に立つことができる」と語る。

子どもたちは数年に及ぶつらい学習を経て、今では皆、自分で役を演じることができるまでに成長した。『蘇三起解』や『霸王別姫』などの有名な京劇の難度の高い曲目もしっかりと演じられるようになった。

王老師は、「京劇の人気がそれほど高くない今、子どもたちがこれほど訓練に励み、京劇芸術の学習に邁進しているのを見て、私たち教師も感動している」と語った。

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