実際のフロントもこんな大きさだったが、とても乱雑で、多くの人が行き交っていた。人々は価格を聞いたり、大騒ぎしたりしていて、やかましかった。立っている場所すらなかった。
スタンダードルームを予約していたが、行ってみると3人部屋だった。部屋の設備は画像と比べてかなり貧弱で、壁紙もはがれている始末。バスルームも汚く、便器のふたも壊れていた。海に近いために湿気がこもり、黴臭くて不衛生。睡眠もままならない。確かに24時間の給湯設備があったが、給湯器が基本的に壊れており、シャワーの水量も涙のような量しか出てこない。修理を何度も依頼したが、部屋を換える等の措置もしてくれない。さらに部屋には4つのコンセントがあったが、1つしか使えなかった。そのため2人順番で充電器を使うしかなかった。ホテルの主人は金を稼ぐことだけを考えていた。
食事を注文すると、我々は彼らの家に呼ばれた。環境は最悪でエアコンもない。部屋には大きな扇風機があるだけで、まるで1949年の解放以前の世界に戻ったようだった。海鮮料理を作る際、同僚が厨房に行って監視した。食材を換えられるのを恐れたからだ。みなさんも北戴河で海鮮料理を食べる際には、面倒がらずにチェックするべきだ。さもなければ違うものを食べさせられ、楽しい旅行気分が台無しになる。