福建省祟安県武夷山で産する。武夷岩茶は半発酵茶に属し、製造方法は緑茶と紅茶の中間である。主な品種は「大紅袍」、「白鶏冠」、「水仙」、「烏竜」、「肉桂」などである。武夷岩茶の品質は独特で、花の香りをうつしていないのに馥郁とした花の香りを放ち、甘みのある味と相俟って後味が心地よい。18世紀には欧州に伝播して非常に好まれ、「百病の薬」の美称を得ている。
「チャイナネット」2008年11月