張一元茶荘

 

 

張一元茶荘は、張文卿が清代の光緒34年(1910年)に前門外の観音寺で開いた。張文卿は安徽省歙県定潭村の人である。北京に見習い奉公にやってきて、後に大柵欄張一元茶荘を始めた。彼は1925年に福州に茶畑を作り、茶葉を加工した。質の良さが保証され、コストも下がった。客への対応もよく、茶葉の量も十分で、値段は安いので、商売繁盛しその名は北京中に知れ渡った。 1990年、北京が第十一回アジア大会を開催していた時、その名を慕って茶葉を買いに来るアジアオリンピック理事会員や各国の選手は後を絶たなかった。1992年、張一元茶荘をメインとして張一元茶叶公司が成立した。

 

「チャイナネット」2008年11月23日