色:良質の黄酒の色は、オレンジ色を帯びた黄色と紅色、黄褐色、紅褐色で、透明で光沢がなければならない。
香り:良質の黄酒は一般に、強くてまろやかな特別な芳香を備えている。香りを構成する主要成分はアルデヒド類、ケトン類、アミノ酸類、アルデヒド類、高級アルコールなど。
味:黄酒の基本的な味は、甘い、酸っぱい、辛い、苦い、渋いなど。まろやかな香りがあることを前提に、糖と酒、酸の調和の取れた基本的な味を備えていなければならない。ある味を際立たせようとすると、酒が甘すぎたり、酸っぱすぎたり、または苦味や辛味が出てきて、酒の質に影響を与える。一般に良質の黄酒は香りがまろやかで、純一で口あたりがよく、とくに糖の甘さ、酒の馥郁な香り、酸の爽やかさ、麹の苦味と辛味の配合いずれも調和が取れており、余味がいつまでも残る。
「チャイナネット」2008年11月2日
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