中国の古代、時を知らせた「鐘楼と鼓楼」 北京
鐘楼と鼓楼は、中国の古代、時を知らせるために作られた建築物だ。北京市の南北を貫く中軸線の北端に位置し、全国重点文物保護単位(重要文化財)に指定されている。鐘楼と鼓楼の2つの建物は南北に配置され、元、明、清の時代には、太鼓や鐘を使って時を知らせていた。城門のやぐらのような建築様式で、芸術的な価値も高く、著名な観光スポットとなっている。
「人民網日本語版」2008年8月4日