「鳥の巣」「水立方」など五輪競技場、国慶節に一般公開

五輪大会で世界に深い印象を残した国家体育場「鳥の巣」や国家水泳センター「水立方」などの競技場が10月初めの国慶節期間中、全国各地からの旅行者や北京市民らの参観に向けて公開される。試合の情景をできるだけそのままに参観者に伝えるため、公開にあたっては、五輪で使われた施設を最大限に残すなどの工夫がなされる。「京華時報」が伝えた。

北京市の陳剛・副市長は27日、北京五輪で使われた競技場の持続可能な発展を実現するため、既に制定されている大会後の利用計画をできるだけ早く実施する構えであることを明らかにした。大会後の利用にあたっては、社会・経済・環境のそれぞれに与える利益が同等に考慮されるという。

「人民網日本語版」2008年8月29日