北京市観光局、日本からのツアーの誘致を強化
 北京旅行の日本での宣伝と普及を強化し、日本の観光客をより多く北京に招くため、北京観光局は今後、日本の旅行代理店の北京ツアー拡大に、さまざまな支持と支援を行っていく。

 一、北京観光の宣伝と普及のために200万元の奨励金を支出する。支出の具体的な方法は以下の通り。

 1、奨励金の用途は、現地の観光客を北京に誘致するために日本の旅行代理店が日本で行う北京観光の宣伝と普及に限られる。

 2、2008年11月10日から2009年3月31日までに北京ツアーの観光客数が合計3千人に達した日本の旅行代理店に対して、北京市観光局は10万元の奨励金を支給する。5千人に達した旅行代理店には20万元、1万人に達した旅行代理店には45万元を支給する。

 3、奨励基準に達した日本の旅行代理店は2009年4月1日から同15日までに北京市観光局に次の資料を提出する。北京観光の宣伝と普及のための広告サンプル、その広告の有効期限、実施予定のツアー日程、宿泊ホテルの名前。北京市観光局は確認後、同31日までに奨励金を旅行代理店の口座に振り込む。

 4、北京市観光局は2008年11月10日から、日本の旅行代理店の従業員100人を北京での無料視察に招く。視察費用は全て、北京市観光局が受け持つ。

 二、日本の旅行代理店の必要に応じて、北京の観光スポットを紹介するポスターを無料で提供し、旅行代理店の日本の営業店が宣伝活動で使用できるようにする。

 三、ショッピングの割引などが利用できる観光客向けのチケットを日本の旅行代理店に無料で提供する。

 四、日本の観光企業責任者・観光協会責任者・観光業専門家らを、北京市人民政府と北京市観光局の高級観光顧問として招く。

 五、北京市観光局は2009年末、北京観光業の発展に大きく貢献した日本の観光企業に対して「特殊貢献賞」を授賞し、北京で授賞式を行う。

 六、10年連続で北京を修学旅行の目的地に選んだ日本の学校に感謝状を贈る。

 七、北京市観光局は2009年、日本の中学校・高校の責任者や保護者代表ら200人を、修学旅行のための視察に招く。(編集MA)

 「人民網日本語版」2008年11月7日