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旧解放区の沂蒙地区、百年未曾有の干ばつ

臨沂市では、昨年9月11日から今年2月下旬までの164日間の降雨量はわずか8.0ミリで、往年の同期と比べて94%減り、臨沂市に降水資料があるようになった1952年以来の同期降雨量の最小値であり、この時期の降雨量の再現期は200年一回となっている。長期にわたって水源の補足が得られないため、沂河、沭河などの大・中河川の流れが目に見えて少なくなり、119本の小河川の流れが消え、48カ所の小型ダムが涸れ、2080の電気動力井戸が水も不足している。臨沂市全体では33万8666ヘクタール以上の小麦が干害にさらされ、7万1100人、1万2800頭の役畜に一時的な飲用水難が現れている。

数日以来、四方八方から急いで来た干害とたたかう人たちが臨沂市に集まり、内蒙古軍区、寧夏軍区、北京軍区は相前後して給水工事団(連隊)を派遣して臨沂任務区に駆けつけ、任務を引き受け、地形を調査し、干害とたたかうことを支援する軍隊の機械・物資の搬入、機動、保障などのために協調を行わせている。各方面からの支援もさらに臨沂市人民の干害とたたかう積極性を引き出し、現在まで、臨沂市はすでに各クラスの抗干害資金合計2億5999万元を投下し、そのうち、電力1896万キロワット時、燃料油4409トンとなっている。今年に入ってから、干害と戦うために機械電気動力井戸1万3600基、揚水ポンプ・ステーション581カ所、機動抗干害設備4万5870台・セット、動力を使う水運送車両2628台、日間平均労働力90万3200人を投入している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年2月28日