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台児荘の観光と大運河

北京―杭州大運河は、北は北京の積水潭から、南は杭州の拱宸橋に至るまで、全長l794キロ、北京、天津、河北、山東、江蘇、浙江の6省・直轄市を経由し、海河、黄河、淮河、長江と銭塘江の五大水系をタテに貫き、全体的には南北に流れるようになっているが、山東省南部の微山湖以南を流れる1区間は明らかに東西方向の流れとなり、それは北京―杭州大運河の最大の曲がりくねった区間――台児荘運河といわれた川である。全長は42.5キロ、流域の面積は3.35平方キロ。台児荘市街区内の3キロにわたる明・清時代(1368-1911)の運河のかつての川筋、かつての埠頭、かつての街と路地は世界観光機構に「生きている運河」、「北京―杭州運河のここだけが残されている清代運河文化遺産」と称されている。ほかでもなくこのように東西から南北へ方向転換している曲がりくねった1区間の川筋は古代から近代に至るまで、美しくて豊かな山東省南部の広大な土地で、洪水の排出、灌漑、水上輸送を行い、都市と町の発展、経済、貿易の往来と文化の交流を促す総合的役割を果たしたばかりでなく、またきわめて大きな観光効果を生み、台児荘古城景勝地、台児荘戦闘赤色観光景勝地、国家クラス運河湿地景勝地、国家クラス運河水利景勝地を形成し、台児荘はすでに国内外に名を馳せる観光都市となっている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年6月25日