少林寺建筑群

発信時間: 2009-05-07 | チャイナネット

常住院の正門

大雄宝殿

初祖庵大殿

塔林唐塔

塔林法玩禅师塔

 

少室山陰五乳峰に位置する少林寺常住院は、北魏の太和19年(495年)に孝文帝の命によって建造された。東西120メートル、南北300メートル、敷地面積は約3万6000平方メートル。明・清代の建造物が多く残されている。

常住院の北西にある亀の背の形をした丘の上に建つ初祖庵は、宋代の少林寺の僧人が禅宗の初祖・菩提達摩を記念して建造したもの。庵の中軸線上には山門、本堂、千仏閣が並び、本堂の後ろには東側に聖公聖母亭、西側に面壁亭がある。北宋の時代に建造された本堂を除いて、ほかの建造物は明・清代以降に建て直されたものである。このほか、宋・金代以降の石碑が40あまりある。

少林寺の歴代高僧の墓地である塔林は寺院の西側に位置する。たくさんの古塔が巨木のように天に向かってそびえ立ち、まるでうっそうとした森林のようである。塔林には唐、五代、宋、金、元、明、清の時代の古塔が228基保存されており、単層単檐塔、単層密檐塔、インド式のストゥーパやチベット式の塔などがある。

少林寺は禅宗と少林武術の発祥の地である。少林寺の中核建築であり、僧人が仏教活動を執り行う常住院は北魏の太和19年(495年)に建造された。常住院の総面積は3万平方メートル、中軸線上には山門、天王殿、大雄宝殿など7つの建造物があり、中軸線の両側には鐘楼、鼓楼、六祖殿、文殊殿などの付属建築物が並ぶ。

常住院に残る各時代の建築遺跡や碑刻、壁画は少林寺の発展を物語る歴史的証拠であり、少林武術の歴史的真実性を各方面から実証している。中国の歴史、文化、武術、宗教、建築、書道、彫刻、美術、そして外国との文化交流の貴重な実物資料の宝庫であるともいえる。

少林武術は1500年にわたる練磨、伝承、発展を経て、独特の文化として形づくられた。中華民族の文化の重要な一部分であり、2007年3月には国家級無形文化遺産に登録された。

 

「チャイナネット」 2009年5月7日