西塘鎮は浙江省嘉興市の嘉善県、経済の発達した江蘇省と浙江省、上海市の隣接部に位置し、上海から90キロ、杭州からは110キロと、地理的に恵まれ、水陸の交通が非常に至便なところ。 古鎮は流れる9本の川で8つの区域に分割され、点在する数々の橋が水郷に融和している。 西塘は数ある水郷地帯の古鎮のなかでも、橋の多さ、「弄」(路地)の多さ、「廊棚」(屋根のついた回廊)で有名だ。川沿いの道には多くの廊棚が造られており、総延長は約1キロ。日差しや雨をしのぐことができ、独特の風景を織り成しているのが、ほかの地の古鎮と異なるところ。明清時代の建築群も完全な形で随所に残っており、その芸術性と研究価値は非常に高い。 「チャイナネット」2006年3月
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