ホームページへ

特集のホームへ

奎聚楼――宮殿風の土楼

 

 

 

 

 

奎聚楼は湖坑鎮(町)洪坑村に位置し、宮殿風の構造の四角形の大きな土楼(土づくりの数階建ての建物)で、遠く見ると、「ポタラ宮」のような気勢がある。高いところから見下ろすと、土楼は後ろの尾根と一体につながり、山から下りてくる虎のようである。奎聚楼は「虎の頭」で、楼の前の塀の上に窓が2つあり、虎の目のようであり、この土楼を建てる時、ほかでもなくここの虎のような地形にもとづいて設計したのであった。

 

奎聚楼は1834年に建てられ、約5年間を費やして築き上げ、すでに160年余りの歴史がある。敷地面積は6000数平方メートル、高さは約15メートル。現在、24世帯、107人が住んでいる。百余年の間に、この土楼で生まれた人の中には、進士(皇帝の自らの監督の下で行われた国家クラスの試験に合格した者)と七品(最も低い官位)以上の官職を務めた人が4人もおり、大学生が20数人も現れ、海外にいる華僑は40数人に達する。奎聚楼の建築的特徴は中部の広間が高く、両側は低く、160年余りの風雨にさらされてきたとはいえ、山のようにそびえ立っている。真中の扉はふだん閉めたままで、高貴なお客が訪れた時に、はじめて真中の扉を開けて迎える。土楼内の軒や梁の上の彫刻は非常に精緻で美しい。

 

「チャイナネット」2008年11月10日