大手旅行社各社の国慶節(10月1日)連休期間中の団体旅行申込みが29日に終了した。国内旅行では四川省九寨溝ツアーが最も人気を集め、各社ともに「ドル箱ツアー」となっている。
各社の九寨溝ツアーはいずれも、ほぼ定員に達した。北京春秋国際旅行社の楊洋総経理(社長)は「航空会社による飛行機の座席数の制限や、現地政府による観光客数の制限がなければ、もっとたくさんの観光客が九寨溝ツアーに申し込みたかったはず」と述べた。
これまで大人気だった海南島ツアーには閑古鳥が鳴いている。通常期1800元のツアー価格が、連休期間中は3千元以上に値上がりしたためで、この連休中の多くの旅行社のツアー客が1千人未満となった。
中国青年旅行社国内部の趙毅総経理は「連休期間のわが社の海南ツアーへの参加者は200人に満たない。通常期にはもっと多くの参加者がいる」と述べた。
「人民網日本語版」2004年10月2日