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河北省観光を楽しむ(1)
発信時間: 2008-09-08 | チャイナネット

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1、清の東陵 定西陵(慈安皇太后と日本では西太后の名で知られる慈禧皇太后の墓)(写真・劉世昭)

2、唐山市・月坨島生態リゾートの木造の小屋

3、万里の長城の東の起点・老竜頭

 海辺でロマンとパッションを満喫

北京— 唐山、秦皇島(1日~5日)の旅

清の東陵 定西陵(慈安皇太后と日本では西太后の名で知られる慈禧皇太后の墓)(写真・劉世昭) 唐山市・月坨島生態リゾートの木造の小屋 万里の長城の東の起点・老竜頭

北京市から京瀋(北京—瀋陽)高速道路を東へ139キロほど行くと、唐山市遵化県の清の東陵に到着する。

精巧な建築物、広大な規模の、壮大な清の東陵は、清王朝の2大陵墓群(清の西陵も同じ河北省の易県にある。本誌05年3月号および5月号でそれぞれ「世界遺産」で紹介)の1つである。ここに葬られているのは、康熙帝、乾隆帝、西太后(慈禧)をはじめとする5人の皇帝、15人の皇后、136人の妃嬪。2007年、清の東陵は国家5A級の観光地に認定された。昔から「北方磁器の都」と呼ばれてきた唐山市は、1976年の大地震から立ち上がった新しい都市である。地震遺跡や震災記念館、震災記念碑を通じ、世界を震撼させた歴史を振り返ることができる。時間に余裕があれば、精美な唐山磁器も見てみよう。

唐山市の東南端には、「菩提島」「月坨島」と呼ばれる2つの島がある。さまざまな植物が生い茂るこの島は、408種類の鳥が生息する国際的にも著名な野鳥観測基地である。この2つの小さな島にはそれぞれ特色がある。普提島には明・清代の寺院の遺跡が見られ、北方では珍しい菩提樹の多い風景が広がる。月坨島にはオランダ情趣があふれ、異国情緒漂う生態リゾートが現在建設中である。

唐山市から車で1時間、美しい観光都市・秦皇島市に到着する。

秦皇島市は山と海で名を馳せる沿海都市であり、秦の始皇帝がこの地を訪れたことから「秦皇島」と呼ばれるようになり、中国の「夏の都」と誉れ高い。市内の北戴河海岸は清代から「各国名士の避暑地」であったリゾートエリアで、毎年延べ700万人以上の観光客を引きつけている。北戴河、南戴河、昌黎黄金海岸などあわせて126キロに及ぶ海岸線は、ビーチの勾配がゆるやかで、美しい海をヨットが軽快に舞う。海水浴やビーチスポーツ、ビーチでの文化イベント、マリンスポーツには理想的な場所である。山海関は万里の長城の東端にある要塞で、山と海に挟まれた立地によりこの名がついた。さらに南へ進むと、「老竜頭」と呼ばれる万里の長城が海まで延びたところ、すなわち長城の東の起点にたどり着く。形が巨大な竜のようであるため「老竜頭」の名がついた。国内外の長城ファンを引きつけるだけでなく、初めて中国を訪れた外国人が真っ先に訪れて損のない観光地である。

「人民中国インターネット版」 2008年8月31日

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