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北京のイスラム教寺院とその文化
発信時間: 2008-09-11 | チャイナネット

この寺院の歴史について、責任者の満恒さんは、次のように紹介している。

「東四イスラム教寺院は文献によると、明の時代、1447年に建てられた。550年の歴史を持つ、古い寺院だ。この寺院で有名なのは図書館だ。図書館には、イスラム教の聖典や文化財が多く保管されている。イスラム教の創始者・マホメット本人が書いたとされるコーランもある。美しい文字で書かれており、専門家からも価値を高く評価されている。中国の国家1級文化財にも認定されている」

満恒さんによるとと、この寺院にはもう一つ、貴重な文物がある。それは、中国の有名なイスラム文化学者・陳広元さんが作製したコーランだ。

このコーランは高さ1メートル、幅50センチの大きな石碑にも刻まれており、国の重要文化財になっている。

北京のイスラム教寺院には、毎日多くの信者や観光客が訪れる。その中のひとり、アメリカ人のアーソンさんは北京郵便電信大学の留学生で、北京に来て3年になる。普段は勉強で忙しいので、礼拝の時間は自分の部屋や大学内で祈る。でも毎週金曜日は必ず寺院に行って礼拝に参加している。

「中国国際放送局 日本語部」より2008年9月11日

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