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奥チベットに入る
発信時間: 2008-09-25 | チャイナネット

酥油灯を守るラマ僧

チャムバ仏像

霊塔祀殿は赤色と褐色の2つの建物から構成され、てっぺんが金頂となっている。敷地面積253平米、高さ11.55メートルの霊塔の表は金で飾られ、珠玉宝石がびっしりとはめられている。818の宝石入れの袋が安置され、総計24種の珠玉宝石が6794点ある。

塔内は上、中、下の3階に分けられ、下階にハダカムギや茶、塩、様々なドライフルーツ、砂糖及びビャクダン、生薬、絹織物、金がはめられた馬の鞍、鹿茸、サイの角など、中階に『大蔵経』、ゲルク派3大祖師と歴代パンチェンの著作、貝葉経及び純金の液で写経された仏教経典、上階に仏教経典と仏像が置かれている。

チュキギェルツェンの遺体は「衆生福田(衆生は人間、およびあらゆる動物を指す。田を耕せば収穫があるように、仏や僧、両親、恵まれない境遇にある人々を敬うと幸福が得られるという説から、仏や僧、両親、恵まれない境遇にある人々を福田に喩える)」の中心に安置されている。その周りに、袈裟や唐卡(絵画と装飾、刺繍が一体となったチベット仏教特有の代表的な芸術作品)、仏像、経書などの様々な宗教用品が供えられている。



毎年チベット暦の5月15日に、タシルンポ寺では「展仏節」と言われる盛大な3日間にわたる仏教儀式が行われている。期間中、タシルンポ寺東北部にある展仏台で、過去、現在、未来という三世仏の巨大な肖像画を日替わりで公開する。各地から遠路はるばるやってきた僧侶と庶民たちは、ハタを贈ったり五体投地をしたりして、災害が取り除かれ幸せがもたらされるよう、仏に祈りを捧げる。

人民中国インターネット版 2008年9月25年

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