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静かな西双版納のタイ族村
発信時間: 2008-11-25 | チャイナネット
 
  打洛(ダールオ)は中国とミャンマーの国境近くの小さな村で、ミャンマー東部の第4特区であるモンラーからわずか4キロ、タイのチェンマイからもわずか300キロの場所にある。そのため古来から中国と東南アジアを結ぶ最も近い陸路の一つだった。民国の時代には中国のお茶商人がこの地を通じて「プーアール茶」をミャンマーやタイ、インドなどに販売していた。タイ語で打洛は「多くの民族が混じって暮らしている渡し場」という意味だ。その名のとおり、ここにはタイ族、ハニ族、ブラン族といった多くの少数民族が住んでいる。

 この村を滔々と流れる打洛江は「南覧河」とも呼ばれ、タイ語で「美しい河」という意味だ。瀾滄江から流れ出たこの川は、勐海、勐満を経て打洛に達し、村を二分してミャンマーに入る全長237キロメートルの川だ。打洛江の川縁には美しい部落が分布しており、タイ族の千年の歴史を持つ勐景もそのうちの一つだ。(編集YH)

 「人民網日本語版」2008年11月25日
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