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トン族の里、黎平県を巡る
発信時間: 2008-12-02 | チャイナネット


 黎平県は中国で最も典型的なトン族の里だ。貴州省の南東部に位置し、湖南省と広西チワン族自治区に接している。25の郷・鎮があり、面積は4441平方キロメートル、総人口は49万人で、少数民族が70.87%、うちトン族が35万人を占める。対外的に開放されており、歴史的にも地理的にもトン族を中心に形成された地域で、「トン族第一の里」として知られ、中心都市の徳鳳鎮は省級の歴史・文化の都市である。

 トン族は湖南省と貴州省、広西チワン族自治区の境界地域、湖北省の西南部一帯に240万人余り分布し、貴州省、特に黎平県のトン族の数は全国で最も多い。このため素朴なトン族の風俗が色濃く残り、豊富で多彩なトン族の歴史や文化に数多く触れることができる。

 トン族のシンボルである「鼓楼」と「花橋」の造型は美しく、細かい技巧で類まれな風格をかもしだしている。肇興郷紀堂村にある「鼓楼」と地坪郷にある「花橋」、トン劇の創始者である「呉文彩の墓」は貴州省の省級保護遺産に指定されている。ここでは闘牛や相撲、歌合戦、民族楽器「芦笙」の演奏、女神を崇める祭りなど祝い事が多く、ほぼ全県各地で行われる。トン族の歌は国内外でもその名が知られ、海外メディアからは「清泉にきらめく音楽」と呼ばれている。「東方芸術の不可思議」とされるトン族の歌や琵琶歌、叙事歌は今では黎平県から隣県の村々にまで広がり、一度に数百人が舞台で歌を披露できるまでに発展した。

 黎平県はその豊かな自然と観光資源、民間文学と芸術、地理的な好条件をもってトン族の中心地となり、「トン族文化発祥の地」「芸術の里」「歌の海原、詩の故郷」という異名を誇る。(編集KA)

 「人民網日本語版」2008年12月2日

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