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旧石器時代の遺跡にある古い村・湖南省の荊坪
発信時間: 2008-12-15 | チャイナネット

 

湖南省懐化市から15キロ離れたところにある荊坪は、とても悠久な歴史を持っている。戦国時代には牂牁国の都、漢代には舞陽県城、唐代と宋代は溆州城だった。さらに1987年に行なわれた考古学調査では、5万年前からこの地で人が生活しており、旧石器時代の遺跡であることも判明。そのため荊坪は、「舞水文化」の源流と考えられている。

自然に融合した荊坪の民家のほとんどが明・清時代に建てられ、唐代の井戸や明代の城壁、清代の民家、樹齢千年の木々など全てが、歴史や文化を物語っている。

 

 

 

 

 

明代末から清代初期に建てられた潘氏宗祠は、潘氏一族の祖先が祭られている場所だ。戯曲の中で奸臣に描かれている、潘氏一族の祖先で宋代の首相だった潘美は、実は功臣だった。そのため宗祠には、その功績や徳業をほめたたえる横額が多く飾られている。また潘美のほかにも、清代の乾隆皇帝の教師を務めた潘仕全など、1000人以上の潘氏一族の名声高い人たちがここに祭られている。今、宗祠の中にある舞台では、村人たちによる地元の戯曲も演じられている。

 

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