香港旅行社協会に加盟する多くの旅行代理店が近く、「マルチ周遊ツアー」を発売する。約1千香港ドルという破格の価格で、香港、澳門(マカオ)、珠海、深セン、中山の5都市を4泊5日で巡る。
香港メディアが伝えたところによると、香港旅行社協会の胡兆英・主席は、「マルチ周遊ツアー」は徐々に観光業界の新たなすう勢になりつつあり、もはや単一目的地のツアーの集客力は以前よりも弱まっていると語った。
同主席によると、現在香港を訪れる観光客は初めてという人は少なく、香港の観光スポットやショッピングエリアに非常に熟知しているという。香港が近隣都市と共同で「マルチ周遊ツアー」を発売することで、お互いのウィークポイントを補い、また悪性競争を回避することで、相互利益が得られるとしている。
また同主席は、香港は交通の便が良く、国際便も多いため、珠江デルタ観光のハブセンターとしての条件を備えていると強調している。(編集HT)
「人民網日本語版」2009年6月1日