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河南省安陽 世界遺産など全ての観光地を外国人観光客に無料開放
発信時間: 2009-07-01 | チャイナネット

 

 

 

 

  3300年の歴史があり、世界文化遺産の殷墟でよく知られる河南省の安陽は、甲骨文の里、周易の発祥地として、中国の古代文化が色濃く残る場所である。

そんな安陽では、さらに多くの外国人観光客にこの地を知ってもらうために、7月1日から12月31日まで、外国のパスポートを所持している人に対して、全ての観光地を無料開放することにしている。

 

 

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河南省安陽市・殷墟 世界四大古代文字の一つ 甲骨文字の里

 

エン河の南岸にある殷墟の宮殿宗廟区(写真提供・安陽市政府新聞弁公室)



 商代の殷墟文化は、都市、文字、青銅器という三つの要素を有する、輝かしい文明である。――中国の著名な考古学者・夏ダイ

 

殷墟の由来  

 

殷墟は、河南省安陽市北西部のエン河の両岸に位置している。中国商代後期(紀元前1300年~同1046年)の都城所在地であり、当時の政治、経済、軍事、文化の中心であった。紀元前14世紀の末期に商王の盤庚がここに遷都して以来、商の紂王の時代に国が滅びるまで、8世12人の王を経て273年間続いた。 

 

商王朝が周王朝によって滅ぼされたのち、都城はすっかり荒れ果ててしまった。この地はもともと「北蒙」という地名であったが、又の名を「殷」というため、後世の人によって「殷墟」と名付けられた。

 

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