中国映画の巨匠、北京オリンピック開幕式の総指揮である張芸謀(チャン・イーモウ)と、王潮歌、樊躍の鉄壁トリオが、2004年から自然景観を背景とした演劇で都市の印象を表現する都市山水実景ショー•「印象シリーズ」に取り込んできた。今回は「印象麗江」をご紹介する。
澄み渡った青空、天をつく玉龍雪山、原始的な民族舞踊と素朴な歌声、「印象麗江」の魅力は何と言ってもその雄大さにある。標高3100メートルの玉龍雪山にステージが設けられ、地元の少数民族の農民総勢500人が動員されている。演出は昼間に行われ、輝かしい照明効果がなく、ありとあらゆるものは自然的で真実である。この壮大な麗江風景と古いナシ族の風習を、観光客は感動とともに感じられる。