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japanese.china.org.cn |09. 04. 2018

黒龍江省漠河区間で砕氷作業 100メートルの氷瀑が上がる

タグ: 砕氷作業

 


 春になり、中国最北に位置する黒龍江省で気温が上昇し、中ロ国境地帯にある黒龍江漠河区間は雪解けの時期を迎えている。現地は解氷期の増水を防止するため、4日から8日にかけて複数の部門で協力して氷塊に塞がれている区間で人工爆破を行った。爆破時に発生した100メートルの氷瀑は壮観である。 


   黒龍江はモンゴル、中国、ロシアを流れるアジアの大河の1つで、黒龍江省漠河区間は冬になると極寒により全面的に凍り、春の終わり頃に解氷期を迎える。解氷期の増水を防止するため、漠河県は人工砕氷作業を行う。現場では爆破チームが穴を開け、導火線を入れ、火薬を詰めるなどの作業をし、準備が完了するとその場を離れる。チーム隊長の爆破命令と同時に100メートルの氷の柱が上がり、その光景は滝のように迫力がある。 


   4月4日、黒龍江省大興安嶺地区漠河県は興安鎮、北紅村、北極村などの氷塊に塞がれている区間で砕氷作業を開始。爆破距離は5キロ、計282カ所に上る。8日までの5日間で今春の爆破作業は完了した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年4月9日


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