メーデー連休間近 夜間観光が人気

メーデー連休間近 夜間観光が人気。

タグ:メーデー連休 夜間観光

発信時間:2019-04-29 14:11:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 林章林氏は例を挙げ、シンガポール動物園の隣にあるナイトサファリは世界で最初に夜間に活動する動物のために建設された動物園だと紹介した。ナイトサファリは動物の生活に影響を与えないことを前提に、優れたライトアップ技術を使い、観光客は様々な動物を観賞し、新鮮な体験ができる。


 衆信旅遊顧客マーケティングセンターの王振玥チーフによると、同じ地域でも昼と夜の景色にそれぞれの特徴があり、有名な「眠らない街」の魅力は夜間観光でしか体験できないため、「夜間観光」は観光客から支持されている。最近は多くの都市が夜間観光を行っている。


 消費者を見ると、カップル、親友、友人、親子旅行が「夜間観光」の主な消費層となっている。また、「夜間観光」の体験に対する要求も高い。中国旅行研究院の韓元軍博士は、観光客の体験が「ざっと見る」スタイルから「ディープな体験」に変わり、特にバー文化、飲食、夜間ショッピング、野外ショーなどのニーズが高まり、パターン化したライトアップショーという夜間旅行商品はニーズを満たせなくなっていると分析し、「観光スポットは都市の文化・観光商品の形成を重視する必要がある。例えば、24時間営業の都市部の書店、地方の劇場などがあり、特に文化・差別化を重視した夜間旅行商品は観光客にとって生活体験の基本的選択になるだろう」と述べた。


 林章林は、「夜間旅行商品の開発は人と自然の調和にも注意しなければいけない。夜間活動は各種のアイディアと新しいものを生み出す必要があるだけでなく、複数の部門が連携する必要もある」と述べ、「観光スポットは夜間旅行商品の開発において、強すぎる光で動物を邪魔し、動物の夜の時間を奪わないようにする必要がある。また、都市のライトアップも人類の活動を考慮して設計し、環境とライトアップの要求に合わせて照明方式を変え、調和と安全性を確保し、観光客が楽しめるようにする必要がある」との見解を示した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月29日


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