中国で感染対策情勢が安定的に好転するなか、中国の観光業も活気あふれる春を迎えた。中国観光研究院の予測によると、今年は人々の「リベンジ旅行」の意欲がより旺盛で、旅行したいとする人が85%以上を保つ見通しだ。携程旅行網は、清明節の連休中に延べ1億人が旅行すると見ている。
去哪児、馬蜂窩などのオンライン旅行プラットフォームの発表によると、清明節や5月1日からのメーデー連休中の旅行の検索件数が最近、大幅に伸びている。馬蜂窩のメーデー連休の検索回数は130%増。去哪児によると、メーデー連休中の予約件数はすでに2019年同期を上回っている。
花見旅行が人気 飛猪プラットフォームの3月の春季周辺旅行の予約件数が前年同期比で400%以上増えている。夜桜観賞、茶摘み旅行撮影、高い場所での願い事が、人々が今年の春をスタートするニュースタイルになっている。夜間旅行の需要を満たすため、東湖桜花園は今年夜桜イベントを開催し、夜間観光経済に火を灯す。
婺源、武漢、無錫、蘇州、成都、広州、林芝、伊犁、安順、畢節などが花見旅行の人気目的地だ。
中国各地は3−5月に開花シーズンを迎える。全国の有名な花見スポット、都市周辺の公園や植物園など、花見は今後2カ月の観光客の人気テーマになる。花見をめぐる各種文化イベント及び体験プログラムは、各地の伝統文化を示す注目イベントになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月22日