清明節に伴う3連休が間もなく始まる。調査機関の予測値によると、清明節連休中に今年初の省を跨ぐ観光の小規模ピークが生じ、観光客数が1億人にのぼる見通しとなっている。
雲南省でこのほど現地感染者が確認されたが、これは人々に警鐘を鳴らした。3連休を間近に控え、国内で再び大規模な人員流動が生じる。これには依然としてリスクが残されている。
中国疾病予防管理センターの馮子健副主任はこのほど、人々に「まだパンデミックの段階であることを忘れてはならない。域外からの輸入リスクが依然として存在するため、感染拡大への警戒心を保たなければならない」と述べ注意を促した。
国内では現在、新型コロナウイルスワクチンの接種作業が着実に進められている。しかし馮氏は「中国人のワクチン接種によって高い免疫水準に達するまで、ワクチン接種済みか否かに関わらず、人が集まる屋内もしくは密閉された場において、一般人は引き続きマスクを着用する必要がある。個人の衛生に注意し、各地の具体的な感染対策の要求に従うべきだ」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月2日