清明節連休中、国内観光客数は延べ1億200万人に

清明節連休中、国内観光客数は延べ1億200万人に。

タグ:清明節連休

発信時間:2021-04-06 11:44:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 再び人出が戻ってきた。


 今年の清明節連休中、現在地での年越しによるリベンジ旅行が盛況で、延べ1億200万人が旅行した。一部の観光地では混雑も見られた。


 清明節連休中、観光のピークを迎える


 文化・観光部データセンターの計算によると、今年の清明節連休中の全国国内観光客数は延べ1億200万人で、前年同期比144.6%増となり、コロナ前の同期の94.5%まで回復した。


 観光客数を見ると、コロナ前の水準に戻るまで後もう一歩となった。一部の人気観光地では再び混雑も見られ、人々が観光に意欲を示した。


 北京市公園管理センターは5日、次の情報を発表した。清明節の3連休中、頤和園、天壇公園、北海、景山などの市所属公園及び中国園林博物館の観光客数は延べ164万2500人で、前年同期比197%増となった。八達嶺長城は一時、観光客数黄色警報を出した。4日午前10時までに入場券の予約を入れた観光客数は延べ3万9000人で、3級緊急対応態勢に入った。


 ネットユーザーはこの混雑ぶりについて、「久しぶりの、懐かしい混雑だ」と感嘆を漏らした。


 紅色観光が引き続き活況


 各地は「今年の清明節は英霊を祀ろう」と題した宣伝教育イベントを展開した。観光客が次々と革命記念館を訪れ英霊を偲び、革命伝統・愛国主義教育を受けた。江西省の井岡山、陝西省の延安、河北省の西柏坡などの紅色観光地が好評を博した。


 多くの紅色観光地が「紅色テーマ観光」+「歴史・人文観光」+「美しい山河観光」を組み合わせたルートをPRした。観光客は紅色観光の人文的情緒を楽しみ、また多くの歴史・人文を学び、学習・訪問と同時に生態の旅を体験できた。観光の体験度が大幅に向上した。


 飛猪プラットフォームでは、紅色の観光客の若年化が進んでいる。1995-99年生まれ及び2000年代生まれが50%弱を占めた。2000年代生まれの紅色観光予約件数の伸び率が、前年同期比で630%超と最も高かった。遵義、延安、湘潭、南昌、嘉興、井岡山などの紅色観光人気目的地の予約件数の伸び率が、前年同期比で180%超にのぼった。


 三星堆が新たな人気観光地に


 四川省文化・観光庁が3日発表したデータによると、3日午後3時現在の三星堆博物館の観光客数は延べ1万700人で、2019年の清明節連休初日より383%増加した。入館料収入は386%増の57万7200元。


 三星堆の連休2日目の観光客数は2万人弱で過去最多を更新。「三星堆博物館の1日あたり観光客数が2万人弱に」が、微博の検索ランキングの上位に入った。


 5月にはさらに熱いGWも


 清明節の連休が終了したが、20日通勤すればまた連休になる。5月1日(メーデー)からの5連休が人々を待っている。


 業界内では、現在の観光市場の活況は今後の回復を強く刺激したとされている。5月1日からの連休は、「史上最も熱いGW」になる可能性もある。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月6日

 

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