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浙江省東陽市で恐竜の鳥類の足跡を発見
発信時間: 2008-10-17 | チャイナネット

浙江省東陽市博物館専門家と中国地質学院の地質専門家は、海螺岩山で鳥類の爪跡が残る恐竜の化石を発見した。これは約8500万年前のもので、科学研究の上では非常に価値が高い。

東陽市博物館の陳栄軍館長は、「この化石の発見は、恐竜の生活環境や地質、地形、脊椎動物の化石の構成などを研究する上で重要な価値がある」と話す。このほかにも小型動物の足跡やトカゲ類の恐竜の化石も発見されたが、鳥類の爪跡の発見はとても珍しい。

恐竜の足跡が化石になるのは非常に難しく、固い土や草地、沼のを歩いたときの足跡は化石にならない。温度、粘度、密度が適した地を歩き、ちょうどその時に沈積物に覆われた時だけ化石が形成される。沈積物に覆われた時期が早くても遅くても化石にならないため、今回発見された恐竜の爪跡の化石は、大自然が動物の活動を記録した「クローズアップ」とも言えるだろう。

陳栄軍館長が、建築現場のほとんどで恐竜の化石が発見されたというように、東陽の地下10数メートルでは、恐竜の骨格やタマゴの化石が発見される可能性が非常に高く、ここは巨大な恐竜の化石王国である、と語った。

「チャイナネット」2008/10/17

 

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