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北京市、A型インフル患者1人を確認
発信時間: 2009-05-17 | チャイナネット

中国衛生部は16日23時30分に、北京市がA 型インフルエンザ(H1N1)の感染例を1例確認したことを通報した。これは北京市初の確認例であり、中国大陸では3人目となる。

この患者は18歳の女性で、ニューヨークに留学中の北京市民。この女性は11日、コンチネンタルCO89便で北京に到着し、母親に伴われて帰宅し、その後外出しなかった。13日、女性は体の不調で、14日、病院で診療を受け、16日、中国衛生部専門家グループによってA型インフルエンザ(H1N1)感染を確認した。

現在、女性の体温は正常に戻り、病状も安定している。また、女性の母親や病院へ向かったとき乗車したタクシーの運転手も観察措置を受けているが、異常は見られていない。

中国衛生部は北京市で確認されたことを世界保健機関(WHO)や香港、マカオ、台湾、一部の国に通報した。

なお、四川省と山東省の2人の患者の現在の様態は良好で、地元の病院で引き続き隔離治療を受けている。また、衛生部の規定に基づき、この2人患者との濃厚接触者は16日に隔離観察が解除された。

「中国国際放送局 日本語部」より2009年5月17日

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