雑誌『人民中国』が主催する2009年の中日経済交流会が8日、山東省の青島市で開催された。今回の交流会は、「協力を強化して交流を促進し、互恵とウィンウィンを求め、調和のとれた発展を図り、共同で危機に打ち勝つ」ことを主旨に、青島市政府と在青島日本国総領事館やジェトロなどの日本の機関、青島市の対外貿易企業、青島市にある日系企業との関係強化を通じて、中日間の経済貿易の交流を促すことがねらいだ。
同交流会では、青島市の経済貿易の発展の様子や国際協力の状況、今ある問題やその対策、協力空間の開拓と発展の将来性について深く突っ込んだ研究と検討が行なわれた。
あいさつする『人民中国』雑誌社の徐耀庭社長
進行役を務める『人民中国』雑誌社の王衆一編集長
講演を行なっている齋藤法雄総領事
青島市対外経済貿易局の孫恒勤局長
青島市日本人会の飛坂有三会長
会場の様子
交流会ではまず、『人民中国』雑誌社の徐耀庭社長があいさつし、続いて在青島日本国総領事館の齋藤法雄総領事が「国際金融危機と展望」をテーマに講演を行った。そして青島市対外経済貿易局の孫恒勤局長が青島の対外貿易の状況について紹介し、青島市日本人会の飛坂有三会長が「経済貿易の現状と発展の未来」をテーマに講演し、著名な経済学者である楊帆氏も、「中国の経済発展の将来性」について語った。
約80人が今回の交流会に出席した。
出席者の名簿
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