観光客にとって、そこは死ぬ前に一度は訪れるべき観光地だ。古建築物の愛好家にとって、そこは東洋の皇帝の建築物の極みだ。骨董品のコレクター、撮影愛好家、時代劇マニア、世界各地から日々訪れる数万人の観光客は、そこで予想外の喜び、切っても切れない思いを見つけることができる。
中軸線が縦に走る。金色の瑠璃の瓦の下、朱色の高い壁の中には宮殿や楼閣があり、形なき歴史の雰囲気が漂っている。
歴史的に見ると、故宮は生誕600年を迎えようとしている。
かつての紫禁城から生まれ変わったこの博物院は、10日で90歳の誕生日を迎えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年10月10日