イギリスの『デイリー・メール』の10月14日の報道によると、宿泊仲介会社のAirbnbは、35万ユーロを投じて世界一恐ろしい寝室を造り、パリの地下納骨堂「カタコンブ・ド・パリ」を臨時の客室に改造することを計画している。2人の勇敢な人が600万の頭蓋骨が置かれた中で眠ることができるという。
パリの地下納骨堂は世界最大の墓地と言われ、約600万体以上の遺体が埋葬され、年間50万人以上が見学に訪れる。Airbnbは10月31日から11日までにここを臨時の客室に改造する予定。2人の勇敢な人がこの「死のスイートルーム」に無料に宿泊できるが、自分の勇気を証明できなければいけない。
宿泊客は遺体と頭蓋骨が置かれた迷宮の中を見学し、バイオリンの演奏と寝る前にカタコンブ・ド・パリの伝説を聞かなければいけない。その後、2人は寓話詩人のジャン・ド・ラ・フォンテーヌ氏、フランス人作家のシャルル・ペロー氏、フランソワ・ラブレー氏の遺体の横で眠る。
カタコンブ・ド・パリは旧市街の城門の南に位置し、市民の健康被害を懸念し墓地は閉鎖されている。18世紀末から19世紀中期にかけて、パリ人の遺体数百体が別の場所に移された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年10月16日